2018年10月13日
10月2日 常任委員会開会日
10月2日
私が所属している「文化観光委員会」で本日から審議がはじまりました。
委員会付託された議案は、「第114号 平成30年静岡県一般会計補正予算」です。
この常任委員会も町議時代とは別物です。
説明者席には大勢の職員が着座しています。
文化観光委員会の管轄課長以上やその後ろには担当職員も着座しています。
部長による議案説明の後は、委員による質問開始です。
私は、一番の新人なので、1番に質問をさせていただきました。
新人の特権です。聞きたいことを質問できるので。
おおよその質問内容と答弁は以下の通りです。
1、静岡デスティネーションキャンペーン
【質問】
この事業は、DCを契機に地域が活性化する仕組みづくりが県本来の役割と認識しているが、そもそも、観光客にとっては、魅力的な商品、地域にとっては、訪問してもらい、出来るだけ長く滞在してもらう商品を作り出さなければ、DC景気は望めない。
本年度はプレDCを実施した。
そこで、この評価を踏まえて、来年度の本番はどのような企画・イベントを考えているのか?
【答弁】
来年度は、浜名湖花博15周年を迎える。管轄は違うが、DCと連携した事業を予定している。
好評だった、韮山反射炉の企画を親子共演で考えている。
11月には集約して、旅行会社に発信していく。
【質問】
本年度7月~9月まで本番DCを実施している山陰DCの島根県を視察した。島根県の誘客は、予約時は好調だったが、猛暑や、天候不順により、思うような伸びは望めないとの話を聞いてきた。
天候に左右されない企画は考えているのか、また、評価にも記載があるが、富士山が眺望できなかった際の対応策は考えているのか?
【答弁】
天候に左右されない企画も考えていきたい。また、富士山の眺望が望めなかった際の対応策は、映像提供を考えている。
【質問】
プレDCを経て、市町・観光団体・民間との連携体制はどのようになっているのか。
【答弁】
大型キャンペーン推進協議会を設立してある。県としては、地域主体でこの協議会が運営されることを望んでいる。5つの地域部会で運営している。
【意見】
視察した島根県では、市町の温度差があったと反省している。観光地である市町は積極的だが、そうでない市町は消極的だった。と聞いてきた。温度差が生じないような取り組みをお願いしたい。
【質問】
他のキャンペーンとの大きな違いはJRと組むことである。その特徴は、電車を活用出来る点と考える。視察した島根県では、DCを契機に定期便の観光列車「あめつち」を運行した。また、1年間のキティ新幹線も運行している。DCではないが、肥薩おれんじ鉄道では、「くまもん号」を運行している。ご当地の特徴がある観光列車を運行することは可能か?一時的な運行では、効果が出にくい。定期便は可能なのか?
【答弁】
観光企画を集約して、JR東日本・東海が検討する。来年2月には内容を公表できると予定している。県内各地を観光列車が運行してくれることを期待している。定期便は、ダイヤなどの課題があると考える。
【質門】
ふじのくに観光大使9名・ふじのくに観光公使26名を委嘱している。なかなか、活動の姿が見えにくい。特に、観光大使は、県民が目に触れる機会が多い。いままでの活動内容とDCでの活動は考えているのか?
【答弁】
DCのみならず、活動はしてもらっている。今後も働き掛けを続ける。
【質問】
平成29年度静岡観光交流の動向の中に、旅行消費単価が前年度を2550円上回ったと公表している。地域はこのような商品を売っていきたいと考える。分析内容は。
【答弁】
品目を分析すると、交通費とお土産代が上昇した。交通費に関しては、県内各地を周遊した結果と判断している。
2、海外誘客強化事業
【質問】
本事業は、増加する訪日個人旅行者を取り込むため、外国人向け旅行商品の更なる充実と、海外市場における積極的な販売促進等を行う目的で、37,000(千円)補正予算が計上されている。外国人に向けたサービスの一つが「言葉の問題」の解決と考える。代表質問で「外国人向けコールセンター」があったが、本質問に対して、外国語対応手法として、「コールセンター」だけでなく、「翻訳機」「アプリ」、そして、補正予算関係で「テレビ電話による通訳サポートシステム」のことを答弁された。それぞれの評価と課題について伺う。
【答弁】
アプリは無料が評価に値する。コールセンターやテレビ電話は、顔が見える手法で、利用者に安心感を与えることが可能。コールセンターは、ランニングコスト負担が課題となる。今回のモデルを検証した上で、取り組み方針を決定していく。
【意見】
小さい宿泊施設ほど、人的サービスに苦慮している。特に、災害時での対応に、非常に不安を抱いている。受け入れ先に不安を解消するシステムを取り入れて頂きたい。
3、2019ラクビーワールドカップ
【質問】
来年9月から始まるワールドカップ。全国各地で開催されるが、本県のエコパでも大会が開催される。
そのために、ニーズが弱いとされている子どもへラクビーの精神・さらに関心を持ってもらい、観戦勧奨に繋げようと、「児童生徒学校への働きかけ」として補正予算が計上された。その事業内容の詳細なスケジュールは。
【答弁】
教本を本年12月までに作成し、来年度4月~5月に配布し、先生用のマニュアルを作成し、学校の授業で活用してもらう予定。
【意見】
教職員の負担にならない配慮と、教本が無駄にならないように努力して頂きたい。
【質問】
既に、開催1年前となり、様々な観戦勧奨の取り組みをしている。その中で、平成30年9月15日に実施した内容について伺う。女性・小中高生・特別支援学校生を対象にした観戦無料招待をした。その詳細は。
【答弁】
夏休み前に全ての小中高校にポスター・チラシで周知を図った。当日は約240人来場。女性は、県民だよりなどで募った。
【意見】
ニーズが弱いとされる女性や子どもたちを招待するのは決して悪い手法とは思わないが、無料という点で、本大会への観戦に繋げていかなければならない。そのためには、観戦した皆さんに地域に持ち帰ってPRしてもらわなければいけない。また、東部地域は本事業についての関心度の低さが目立つ。関心度の地域格差を解消する努力もお願いしたい。
4、東京2020オリンピック・パラリンピック
【質問】
開催地域としては、具現化してきている事業に対して、関心を寄せ、期待を持ってる。一方で、交通規制の概要が見えず、トップシーズンの夏季に開催されることから、懸念する声を耳にする。交通規制の進捗状況は。
【答弁】
国の輸送計画が開示されていないことから、具体的な規制方針は決定していない。、既に、伊豆地域に関しては、平成28年・29年に交通量調査を実施。その結果、課題を共有した。
【質問】
その課題の詳細は。
【答弁】
開催時期は、伊豆地域では、トップシーズンで,調査の結果、約1割の増加がある。
料金所付近の渋滞が予測される。
【意見】
一般観光客、何よりも地域住民の出来るだけ迷惑になた内容に努力して頂きたい。
いよいよ、12月議会では一般質問登壇できます。
町議時代に抱えていた課題と県議になってからの課題を地域のために質問をなげかけたいと思っています。
12月11日13:30~登壇予定。
是非、県議場へ。
不可能なら、ネット中継をご覧くださいね。
傍聴ツアーを予定しています。
改めてご案内したいと思います。
大きな問題が、料金所。江間ICの改良が進み、大きな渋滞の要因となっていた、信号機は撤廃されますが、料金所はこの先も残ります。
また、この料金を徴収することで、周辺の生活道路は慢性的、渋滞地域となってしまっています。
まずは、オリパラ以外の観光客や地元地域住民の生活に支障が出来るだけ生じないように取り組んで頂きたいと強く意見をしました。
私が所属している「文化観光委員会」で本日から審議がはじまりました。
委員会付託された議案は、「第114号 平成30年静岡県一般会計補正予算」です。
この常任委員会も町議時代とは別物です。
説明者席には大勢の職員が着座しています。
文化観光委員会の管轄課長以上やその後ろには担当職員も着座しています。
部長による議案説明の後は、委員による質問開始です。
私は、一番の新人なので、1番に質問をさせていただきました。
新人の特権です。聞きたいことを質問できるので。
おおよその質問内容と答弁は以下の通りです。
1、静岡デスティネーションキャンペーン
【質問】
この事業は、DCを契機に地域が活性化する仕組みづくりが県本来の役割と認識しているが、そもそも、観光客にとっては、魅力的な商品、地域にとっては、訪問してもらい、出来るだけ長く滞在してもらう商品を作り出さなければ、DC景気は望めない。
本年度はプレDCを実施した。
そこで、この評価を踏まえて、来年度の本番はどのような企画・イベントを考えているのか?
【答弁】
来年度は、浜名湖花博15周年を迎える。管轄は違うが、DCと連携した事業を予定している。
好評だった、韮山反射炉の企画を親子共演で考えている。
11月には集約して、旅行会社に発信していく。
【質問】
本年度7月~9月まで本番DCを実施している山陰DCの島根県を視察した。島根県の誘客は、予約時は好調だったが、猛暑や、天候不順により、思うような伸びは望めないとの話を聞いてきた。
天候に左右されない企画は考えているのか、また、評価にも記載があるが、富士山が眺望できなかった際の対応策は考えているのか?
【答弁】
天候に左右されない企画も考えていきたい。また、富士山の眺望が望めなかった際の対応策は、映像提供を考えている。
【質問】
プレDCを経て、市町・観光団体・民間との連携体制はどのようになっているのか。
【答弁】
大型キャンペーン推進協議会を設立してある。県としては、地域主体でこの協議会が運営されることを望んでいる。5つの地域部会で運営している。
【意見】
視察した島根県では、市町の温度差があったと反省している。観光地である市町は積極的だが、そうでない市町は消極的だった。と聞いてきた。温度差が生じないような取り組みをお願いしたい。
【質問】
他のキャンペーンとの大きな違いはJRと組むことである。その特徴は、電車を活用出来る点と考える。視察した島根県では、DCを契機に定期便の観光列車「あめつち」を運行した。また、1年間のキティ新幹線も運行している。DCではないが、肥薩おれんじ鉄道では、「くまもん号」を運行している。ご当地の特徴がある観光列車を運行することは可能か?一時的な運行では、効果が出にくい。定期便は可能なのか?
【答弁】
観光企画を集約して、JR東日本・東海が検討する。来年2月には内容を公表できると予定している。県内各地を観光列車が運行してくれることを期待している。定期便は、ダイヤなどの課題があると考える。
【質門】
ふじのくに観光大使9名・ふじのくに観光公使26名を委嘱している。なかなか、活動の姿が見えにくい。特に、観光大使は、県民が目に触れる機会が多い。いままでの活動内容とDCでの活動は考えているのか?
【答弁】
DCのみならず、活動はしてもらっている。今後も働き掛けを続ける。
【質問】
平成29年度静岡観光交流の動向の中に、旅行消費単価が前年度を2550円上回ったと公表している。地域はこのような商品を売っていきたいと考える。分析内容は。
【答弁】
品目を分析すると、交通費とお土産代が上昇した。交通費に関しては、県内各地を周遊した結果と判断している。
2、海外誘客強化事業
【質問】
本事業は、増加する訪日個人旅行者を取り込むため、外国人向け旅行商品の更なる充実と、海外市場における積極的な販売促進等を行う目的で、37,000(千円)補正予算が計上されている。外国人に向けたサービスの一つが「言葉の問題」の解決と考える。代表質問で「外国人向けコールセンター」があったが、本質問に対して、外国語対応手法として、「コールセンター」だけでなく、「翻訳機」「アプリ」、そして、補正予算関係で「テレビ電話による通訳サポートシステム」のことを答弁された。それぞれの評価と課題について伺う。
【答弁】
アプリは無料が評価に値する。コールセンターやテレビ電話は、顔が見える手法で、利用者に安心感を与えることが可能。コールセンターは、ランニングコスト負担が課題となる。今回のモデルを検証した上で、取り組み方針を決定していく。
【意見】
小さい宿泊施設ほど、人的サービスに苦慮している。特に、災害時での対応に、非常に不安を抱いている。受け入れ先に不安を解消するシステムを取り入れて頂きたい。
3、2019ラクビーワールドカップ
【質問】
来年9月から始まるワールドカップ。全国各地で開催されるが、本県のエコパでも大会が開催される。
そのために、ニーズが弱いとされている子どもへラクビーの精神・さらに関心を持ってもらい、観戦勧奨に繋げようと、「児童生徒学校への働きかけ」として補正予算が計上された。その事業内容の詳細なスケジュールは。
【答弁】
教本を本年12月までに作成し、来年度4月~5月に配布し、先生用のマニュアルを作成し、学校の授業で活用してもらう予定。
【意見】
教職員の負担にならない配慮と、教本が無駄にならないように努力して頂きたい。
【質問】
既に、開催1年前となり、様々な観戦勧奨の取り組みをしている。その中で、平成30年9月15日に実施した内容について伺う。女性・小中高生・特別支援学校生を対象にした観戦無料招待をした。その詳細は。
【答弁】
夏休み前に全ての小中高校にポスター・チラシで周知を図った。当日は約240人来場。女性は、県民だよりなどで募った。
【意見】
ニーズが弱いとされる女性や子どもたちを招待するのは決して悪い手法とは思わないが、無料という点で、本大会への観戦に繋げていかなければならない。そのためには、観戦した皆さんに地域に持ち帰ってPRしてもらわなければいけない。また、東部地域は本事業についての関心度の低さが目立つ。関心度の地域格差を解消する努力もお願いしたい。
4、東京2020オリンピック・パラリンピック
【質問】
開催地域としては、具現化してきている事業に対して、関心を寄せ、期待を持ってる。一方で、交通規制の概要が見えず、トップシーズンの夏季に開催されることから、懸念する声を耳にする。交通規制の進捗状況は。
【答弁】
国の輸送計画が開示されていないことから、具体的な規制方針は決定していない。、既に、伊豆地域に関しては、平成28年・29年に交通量調査を実施。その結果、課題を共有した。
【質問】
その課題の詳細は。
【答弁】
開催時期は、伊豆地域では、トップシーズンで,調査の結果、約1割の増加がある。
料金所付近の渋滞が予測される。
【意見】
一般観光客、何よりも地域住民の出来るだけ迷惑になた内容に努力して頂きたい。
いよいよ、12月議会では一般質問登壇できます。
町議時代に抱えていた課題と県議になってからの課題を地域のために質問をなげかけたいと思っています。
12月11日13:30~登壇予定。
是非、県議場へ。
不可能なら、ネット中継をご覧くださいね。
傍聴ツアーを予定しています。
改めてご案内したいと思います。
大きな問題が、料金所。江間ICの改良が進み、大きな渋滞の要因となっていた、信号機は撤廃されますが、料金所はこの先も残ります。
また、この料金を徴収することで、周辺の生活道路は慢性的、渋滞地域となってしまっています。
まずは、オリパラ以外の観光客や地元地域住民の生活に支障が出来るだけ生じないように取り組んで頂きたいと強く意見をしました。
Posted by ひろた 直美 at 14:43│Comments(0)
│静岡県議会議員