2018年09月01日

がまだすドームを視察

2018年8月29日

リニューアルした「がまだすドーム」を視察してきました。

1991年6月3日に2511棟被害。2291億円の損害を発生させた雲仙・普賢岳の噴火。
復興をとげた火山学習の新たな拠点施設としてオープンしたのが雲仙岳災害記念館(がまだすドーム)。

土石流で埋め立てした場所にあります。

こんなに、土石流が流れたんだと、自然の怖さを思い知りました。

リニューアルした「がまだすドーム」のポイントは
雲仙・火山・防災をテーマに伝承・学習・交流・体験の4つの魅力ゾーンで構成されたことです。

伝承ゾーンを見せてもらいました。
普賢岳模型を活用したマッピング映像や3面大型スクリーンを使ってのダイナミックな展示模型は臨場感を味わえます。
雲仙普賢岳のルーツに迫る大迫力の映像コンテンツは本当に大迫力でした。

リニューアルした総事業費は4億円。

4つのゾーンの役割がとわれますね。

「がまだす」は「がんばる」という意味。

本施設から平成新山が見えます。

自然とどう共存するか考えさせられました。

火砕流と土石流で被害があった当時の状態をそのまま保存しているの道の駅。


この現実は負の遺産をどうとらえるかの検証になります。

物の被害はありましたが、人的被害は避難されていたのでなかったの事。
改めて、避難の重要性を訴えていきたいです。