2014年07月11日

読書のまち・かんなみ宣言 『図解 よくわかる発達障害の子どもたち』編

7月11日 台風の影響がなくて安心しました

函南町立図書館では毎月第4金曜日を基準に毎月様々な特集で『特別展示』を開催しています。

すでに終了してしまっていますが、4月の特別展示で見つけ出した本を紹介したいと思います。

4月の2階特別展示ブースのテーマは『自閉症・発達障害を知ろう!』でした。

以前から『発達障害』の講演などで発達障害を持つ子どもたちへの支援の必要性は感じていましたが、『発達障害』のそもそも論を理解していなく、後方支援のあり方を模索していました。
さらに、そもそも論を理解したくても、どんな書籍を選択して良いかわからず、もやもやしていた矢先の特集展示です。これは、良い機会だと思い、早速手に取って読もうと思ったのがきっかけでした。
選択した本はこちら。
読書のまち・かんなみ宣言 『図解 よくわかる発達障害の子どもたち』編


『図解 よくわかる発達障害の子どもたち』です。


私の目的は
1『発達障害とは』を知りたい。
2『発達障害を持つ子どもの特性』を知りたい
3『発達障害を持つ子どもへの対応』を知りたい
こららの知識を担保に私の道しるべを導きだすこと。

では、本著書から得た私の見解。

①病気ではないと言うこと。
②機能の低下により、その機能が正常に機能しないために特性が特異となること。
③機能の低下に本人(子ども)も保護者も特異と気づくのに時間が掛かること。
④特性と特異の分別がしにくいこと
⑤周りの支援で、その機能低下のフォローは他の機能で可能なこと。

そして、『早期認識』『早期療育』が社会的不適応である2次障害の発生を防ぐと強く訴えています。
これは、『発達障害』の特異性を認識が遅れれば遅れるほど、本人の孤立性を促し、社会的不適応にならずに済むべき子どもを救う事が出来ずにいる社会に警鐘を鳴らしている。

発達障害の特異性はそもそも、家庭環境の影響では有りません。ただ、子どもの特異性を『家庭環境による悪影響』と周りが勘違いする場合があります。この事が早期発見を遅らせる大きな要因とも言えます。
大勢の大人が色んな角度で見守る必要性を訴えてました。

2次障害を防ぐためにも大人の姿勢が大事です。色んな目で見守りたいですね。




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