2015年06月10日

ピケティをかじってみました

6月10日


気になっていたピケティを読んでみようと思い、函南町立図書館へ行ったのは2週間前。

きっかけは、細野代議士のラジオ番組FM三島函南で放送中「宝島大作戦」内で、ピケティと対談し、また、安倍政権の経済政策にも参考にされた事を聴いたのがきっかけです。


しかし、本編は700ページもある経済書。とても経済学を学んだ事がない私にはハードルが高いと思い、先ずは、雑誌2冊と超入門編1冊から入る事に。

雑誌はすぐに読んだのですが・・・・、超入門編はなかなか読むことが出来ない?しない?時が流れました。

幸か不幸かぎっくり腰になってしまい。どうにも体が動かない状態を余儀なくされ、読みました。


キーワードは
3世紀に及ぶ過去の歴史データーと20か国以上の莫大なデーターの分析を通した「不平等」。
r>g。
経済格差。
トリクルダウン。
格差社会を食い止める戦略。

と言えるのではと思います。

莫大なデーターから導いた、r>gという不等式。
基礎となる原則の数値に疑問が残るもののデーターから生み出されたr>gは考えされます。

経済成長が鈍化し続け、労働所得が上向きを実感できないこの20年を裏付ける原則論では
ないでしょうか。



  


Posted by ひろた 直美 at 22:00Comments(0)読書のまち・かんなみ宣言