2018年11月13日

第18回都道府県議会議員研究交流会に出席

11月13日

第18回都道府県議会議員研究交流会に出席。

基調講演の後は、分科会に分かれてそれぞれのテーマ毎に学びました。

私が出席したのは「行政監視機能の強化」
コーディネータは谷口尚子慶應義塾大学大学院准教授。
政治学の視点からお話。

次は、事例紹介
秋田県議会の年2回制を導入を発表。
導入のきっかけは、三重県議会を平成20年の視察。

東日本大震災発災で年2回制の必要性を実感。

気になるのは、主な効果。
1、専決処分がなくなったこと。
2、休会日を活用した議員全員での活動の活発化。
3、議員提案による政策条例が増加。
とのこと。

日程変更を目的にせず、県民のための議会運営が日程変更かが重要と思いました。

事例紹介2例目。
福井県議会。
予算・決算議案の審議の充実として、予算決算特別委員会を設置。
この変更は、静岡県議会も一緒です。

以前は、選出された委員が全ての決算を審議していましたが、議員全員で、分科会方式で、審議するというものです。

もう一つは、主要計画に関する審議の充実をするために、条例化を議論しているとのこと。
どのような計画に議決権を要するかを2月議会までに結論つける方向。

計画があって県政の未来がどのように運営されるのかが決まります。
絶対必要だと思います。

お話頂いた内容についての気になった質疑。

質問
選挙制度の見直しの見解

お答え
比例代表制の導入のメリットは、人口変動に強い。デメリットは、都市部つまり人口密集地域に偏る点。
私は、比例制は反対です。

質問
議会2回制のデメリットと、拘束力が緩いならば、通年でも良いのでは。

お答え
開会中の活動がまだまだ未熟。お盆とお正月を避けたい。

質問
被災地である宮城県議会議員から有事の際の監視機能のバランス。発災時に、緊急性を要する案件ばかりで、専決処分が多数発生。このような場合に議会に諮る猶予がなかった。このことから通年性導入を断念した経緯があったことからの質問。

お答え
議会に諮る時間的猶予が場合は、日頃の関係性が重要。

全国の議員が集まったこの会は、出来るだけ多くの議員と話を聞くのが大事だと改めて思った会でした。






同じカテゴリー(静岡県議会議員)の記事画像
第7回世界お茶まつり開幕式に出席
メーデーと川の駅「伊豆ゲートウェイ函南」完成式へ
静岡県議会議員(函南町)当選証書を頂きました
静岡県議会議員(函南町選挙区)選挙 2期目当選
知事へ要望申し入れ
全国高等学校駅伝競走大会出場韮高陸上男子県庁へ表敬訪問
同じカテゴリー(静岡県議会議員)の記事
 レクチャー終了 (2022-11-30 17:20)
 第7回世界お茶まつり開幕式に出席 (2019-05-29 14:28)
 議員総会開会 (2019-05-09 09:41)
 メーデーと川の駅「伊豆ゲートウェイ函南」完成式へ (2019-04-28 09:33)
 議員総会開会 (2019-04-24 08:58)
 議員総会開会 (2019-04-10 17:57)

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
第18回都道府県議会議員研究交流会に出席
    コメント(0)